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【暗殺教室】殺すその日まで

第32章  球技大会の時間



前原「…で、改めて杉野 どーなんだ?」


すると、杉野は黙り込んでいたが、やっと口を開いた。


杉野「…無理だよ。最低でも3年間 野球してきたあいつらと…ほとんどが

野球未経験のE組、勝つどころか勝負にならねー。」


杉野は呆れたように話した。


杉野「それにさ、かなり強ぇーんだ うちの野球部。とくに今の主将 進藤。

剛速球で高校からも注目されてる。…俺からエースの座を奪った奴

なんだけどさ。」


え…そうだったのか。よく今も普通に話せてたな…


杉野「勉強もスポーツも一流とか、不公平だよな 人間って。」


ちょ、それ言うなら俺の方が完璧じゃね?


なんて言おうと思ったが、どう見てもそういう空気じゃねーから

黙っておく。


杉野「だけど、だけど勝ちたいんだ 殺せんせー。善戦じゃなくて勝ちたい。

好きな理由で負けたくない。野球部 追い出されE組に来て…むしろその思いが

強くなった。…E組とチーム組んで勝ちたい!!」


杉野…良いこと言うじゃねーか!!

そうとなったら俺も気合い入れねーとな!!


杉野「…まぁでも、やっぱ無理かな?殺せんせー。」


そう杉野が言ったら、殺せんせーは

野球のユニフォームを来て、ワクワクと意気込んでいた。


…………………



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