第13章 毒の時間
――職員室…――
コンコンッ…
『失礼する……唯臣は居るか?』
殺「にゅや?烏間先生ならまだですよ?
…それより名前呼びですか!!名前呼びするほど仲がいいとは…先生嫉妬しちゃいます!!」キーッ!!
なんだろう…
朝から殺せんせーうぜぇぇぇ!!
『……“名字で呼ぶのが苦手”なんだ…』
殺「?…“名字で呼ぶのが苦手”なんですか?……ずいぶん変わってますねぇ」
本当になwww
この言い訳ってほんと苦しいwww
殺「烏間先生が来るまで先生とお話しなどどうですか?」
『いや…その必要はないよ…』
殺「にゅ?どうゆうことですk「月影?…こんな朝早くから職員室に用事か?」烏間先生…」
『いや…職員室ではなく正確に言えば唯臣に用事がある』
烏「俺にか?…なんだ?」
『今日の弁当だ…』スッ…
烏「あぁ…これか…」
殺「えぇぇぇぇぇ!!烏間先生って月影くんにお弁当を作ってもらってるんですか!?」
あっ…
殺せんせーのこと忘れてた…
俺は殺せんせーの方に少しだけ顔を向けた
『…唯臣に弁当を作ってやらないとコイツは片寄った物しか食べなくなる』
烏「うっ!?」←刺さったw
殺「なるほど…片寄った食生活をさせないために月影くんが直々に作ってるのですね」
『そうだ…(烏間先生の健康は俺が守る!!)』
烏「……すまん」←少し落ち込んだw
『なぜ謝る?僕が好きでやっているんだ…
だから唯臣は謝らなくていい…それにだ…
唯臣の美味しそうに食べる姿が見たくて、勝手にやっているだけだからな…』サラッ…
あれ?何処からか爽やかな風が…
何でだ??
キーンコーンカーンコーン
『…もう時間か、それで失礼する』
ガラガラガラ
俺は職員室を後にした…
―――――
―――
──月影くんが出ていった後…──
殺「月影くんは素直なんですね」ニヤニヤ
烏「……月影は天然たらしなんだ…///
あと!!ニヤニヤするな!!殺すぞ!!」
↑耳だけが真っ赤です
殺「殺れるものなら殺ってみなさい」ニヤニヤニヤ
(月影くんは天然たらしっと)メモメモ