第12章 二択の時間
――1時間目・数学――
殺「どうしてもこの数字が余ってしまう!そんな割り切れないお悩みを持つなあなた!!
でも大丈夫ピッタリの方法を用意しました!!
黒板に書くので皆で一緒に解いてみましょう」
赤「……」
カルマくんは殺せんせーの通販テレビのような説明をする殺せんせーをただじっと見つめ…
銃を抜いた…
殺「…でこれを全部カッコ良くまとめちゃって…それから…するとあらビックリ!!」
赤「!?」
殺せんせーは背中を向けたままカルマくんの銃を触手で止めた…
殺「……となります。ああカルマくん…銃を抜いて撃つまでが遅すぎますよ…暇だったのでネイルアート入れときました」
赤「……!!」
ぶぎゃーwwwwwwwwww
カルマくんの爪マジ女子wwwww
クソ可愛いぜwwwww
写メりましたが何か?(ゝω・´)
反省も後悔もしておりません!!!!!!!!!!
――休み時間…――
『……唯臣…』
烏「!!……月影か…どうした?」
『ほら……』スッ…
烏「……あ!?…弁当…」
『放課後に弁当箱は取りに来てやる……代わりに感想を聞かせろ…』
俺がそう言い切ると烏間先生は少しだけ納得がいかない…っと言う顔をしていた。
『おい…?………どうかしたか?』
烏「……いや……………何でもない…」
そう言いながら少し落ち込んで居る烏間先生を見て何か言おうと思ったけど…授業に遅れそうになるのでとりあえず『………まあいい…じゃあ僕は行くよ…』っとだけ言っておいた…
((烏間先生なんか落ち込んでたよな…?))
((一緒には食べてくれない事に落ち込んでしまった事はバレていないだろうか…///))