第2章 性転トリップの時間
「月影さん…自己紹介をしてください…」
えっ?
もしかしてHRって自己紹介だけ?
まぁ入学式は自己紹介からだもんなぁ…
納得納得…
『……月影葵…』
俺は席には立たづ脚と腕を組んだまま
名前だけを言った…
「えっ…それだけですか?…」
それだけでが?
てか、こっちは時間短縮してんだよ!
早く家に帰って確認したいことが山ほどあるんだよ!!
『それだけですが?なにか問題でも?』
「いえ…そっ…それじゃあHRを終わります…気を付けて帰ってください…」
入学式の初日はHRだけだったか?
まぁいいや…
俺は席を立ってさっさと帰ろうとしたとき…
浅野「月影くん…一緒に帰らないか?」
俺は急いでるんですけど!!
見てわからないの!!
チラッと浅野様を見る…
『……好きにしろ…』
べっ…
別に恐かったとかじゃないんだからね!!wwww
――――――――――――――
――――――
あれ?……
何でこうなった?…
気が付いたら鞄は浅野様が持っていて
俺の後ろを無言でついてきてます…
鞄返せや…
俺の鞄を人質に取って何が楽しい……
とりあえず俺は…
学校から徒歩15分……
5階建てのデケー家に向かった……
浅野「月影くん…」
俺が無言で歩いて居ると浅野様が話し掛けてきた…
なんスか…ビクビクwwwww
『……なんだ…』
さてはあれだろ…下僕になれ的な?
浅野「……これk『ついた…』…」
あれ?何故だろう?
後ろから不機嫌なオーラが……
『……鞄…』
浅野「ムスッ…」スッ
えっ…なにその拗ねてますよ的な顔…
そんでもって素直に差し出すのね…
えっ…可愛すぎるんですけどwwwww
浅野様はあんまり好みじゃ無かったけどトリップしてから好きになったよwwwww
フッ『明日も帰ってやる…』
浅野「!?~//////っ!!」
おっふwwwww
思わず上から目線にwwwww
案の定、浅野様お怒りですわwwwww
ナデナデ『…また…な…』
浅野「//////っ」コクコク
これで許してくれるかなぁ?