第1章 キスの息
「じゃあ、涼介は今日なんかしたいの?」
「うっ…」
途端に黙り込む涼介。
「何もないのぉー?」
笑いながらそう言う。
「…イチャイチャしたい。」
消え取りそうな位小さな声でそう呟いた。
「ん?なんて?聞こえない」
ちゃんと聞き取れたよ?
だけど、ほら僕って意地悪だから。
「っ〜〜!//イチャイチャっしたいっ//」
真っ赤になりながら訴えかける涼介。
あぁ、かわいいなって
「イチャイチャって何するの?」
イチャイチャするってよく言うけど
僕にはどこまでのレベルが
イチャイチャなのか
見当もつかない
抱きしめる?
キスする?
それともそれ以上?
だから涼介に問い掛けた