第12章 ★邪魔者はどっち?★
~放課後~
『よし、今日も部活頑張ろっと♪』
赤司『フッ、張り切るのは良いがあまり無茶はするなよ』
『分かってるよ♪』
部活に嬉しそうに向かう零蘭とそれを愛おしげに見つめる赤司の後ろから、キツイ匂いが近づく。
愛坂『あの~、二人ともバスケ部だよねぇ?姫華バスケ部入りたいんだけどぉ、連れてってくれない?』
『顧問の先生には許可とったの?』
愛坂『まだだけど...』
赤司『ならそれからだ。職員室へ行ってくるんだな。零蘭、行くぞ』
『は~い』
赤司は見せつけるように零蘭の手を掴み(恋人繋ぎ)教室から出ていった
愛坂『(はぁ!?何あの女!?赤司君と手繋いでんじゃないわよ!ウッザ!!!)』
『ふふっ、征十郎ったらあからさまね?』
赤司『嫌じゃないだろ?それに、ただ俺がこうしたかっただけだ』
『嬉しいわ。さっ、早く行こ?』
赤司『虹村さん』
虹村『あ?なんだ、赤司。零蘭はやらねぇぞ』
赤司『少し話が。あと彼女は俺のものです』
虹村『あ?(# ゜Д゜)、んでなんだよ』
虹村『成る程な、あ~去年のトラウマが返ってきたぜ。おい赤司、絶対に零蘭は守るぞ』
赤司『当たり前ですよ』
愛坂『あの~、すいませぇ~ん』
虹村『おぅふ←』
『来た...』
愛坂『顧問の先生から許可とったんでぇ、バスケ部に入りま~す♪』
虹村『(こいつか....仕方ねぇな)おい、全員集合だ!』
渋々といった表情で虹村は声をかけるとバスケ部員を集めた
虹村『てことで今日からマネージャーになる愛坂だ』
愛坂『初めましてぇ、愛坂姫華です♪よろしくお願いしま~す♪』
『『『『(あっ、これアウトな奴だ....)』』』』
虹村『じゃあ、早速だが二軍のマネージャーをやってくれ』
遅れたけどキャラ説明
愛坂姫華
自分が可愛いと思ってるスーパー勘違い。顔はそこそこ。髪は茶色のツインテール、化粧は濃い