第11章 ★合宿へGO★
緑間『なっ///』
何を言っているのだよ!?
ただでさえ今の零蘭は寝起きのせいもあって色気が凄まじい
こちらが我慢しているのも知らないでよく言えたものだな
緑間『....目をつむれ。』
『ん....』
零蘭の頬に手を添えてゆっくり顔を近づける
目の前の美しい顔が心臓を高鳴らせる
緑間『好きだ....』
『っん.....』
こいつの唇に触れる度、愛しさが増す
そっと離れると美しい橙色の瞳が俺を見つめる
また高鳴る鼓動と衝動に任せてもう一度キスをした
今度は深く、甘く、
『んっ///あっん///』
緑間『はぁっ....満足したか?』
『ぅん///真太郎って、意外とがっついてくるよね?ドキドキしちゃった///』
っ、そういう事は軽々しく言うものではないのだよっ///
顔を赤らめる零蘭の頭を撫で額にキスをした
するとまた赤くなる
朝でなかったら確実に襲っていたな
〔NOside〕
暫く緑間と甘い時間を過ごしていたが、着々と部員達が目を覚まし、食堂に集まってきた。
そして朝食を終えて、部員達は体育館に集まり、基礎練から始まった。
『ねぇ、さつき、、』
桃井『なに?』
『彼等は凄いね、、』
桃井『うん、皆いつも厳しいメニューをこなしてここまで来てるからレベルも高いし、何より皆良い人達だしね♪』
『そうだね、それに彼等はまだまだ伸びるよ。もっと強くなる、もっと輝ける。』
うっとりと選手達を眺める零蘭は肩にふと重みを感じた
桃井が肩に頭を乗せていたのだ
その頭を優しく優しく慈悲に満ちた表情で撫でる
(青峰っち!あれ!!)
(あ?っておいさつき!!ずりぃ~ぞ!)