• テキストサイズ

[R18]ハイキュー!!(裏短編集)

第3章 クラスのあの子 【及川 徹】




週末、本当に試合を見に来てくれた彼女。
烏野のマネちゃん同様
会場にいる男たちの視線を集めていた。

「おい、青城の応援席に
めちゃくちゃ美人な人いるぞ…」

**

俺たちは試合前の
ウォーミングアップ中

応援席から少し離れているが、
□□に男が群がってるのは
見なくてもわかる。

「□□さん、どこに行っても
モテモテですねぇ…」

金田一が余計なことを言う。

「金田一ぃ、お前余所見とか余裕だな?
てか、俺の彼女を見るんじゃない。」

ジリジリと金田一ににじり寄ると…

「おい、誰か□□にコイツの
性格悪いエピソードして来い。

早い者勝ちで俺がラーメン奢ってやる。」

岩ちゃんによるイジメが始まる。

「ちょっ!岩ちゃん!
俺に可愛い彼女できたからって
ひがまないでよ!」

「俺、及川のゲスな写真持ってるけど?」

マッキーが見せる携帯を
パッとみると
この前飛雄と撮ったブレブレ写真。

「ぎゃー!それはダメ!

てか、なんで持ってんの!?」



それを見ている監督たちは…
「なんだか、いつもよりリラックスしてますね…」

「彼女のおかげかな?」

なんて話をしていた。


**

「ありがとうございましたっ!」

試合が終わり、
ミーティング後に応援席にいる
彼女の元へ直行。


『お疲れ様!…あの、これ…//』
□□の手にはポカリのペットボトル。

『さっき…自販機で買ったやつだけど…//』

「ありがと〜!十分だよ!
誰に貰うかっていうのが重よ…」

「及川さん♡
今日もかっこよかったです!」

□□と話していると
後ろから、
いつも応援に来てくれるコ達に囲まれた。

(なんて、タイミング)

「あ、ありがとね〜!」

ショックを受けたかと思って
チラッと彼女をみると

すごく顔を赤くして
『じゃ、帰るね!!』

と口パクをして、去っていった。


(あの顔はどういう表情なの!?)



/ 116ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp