第12章 とりあえず一周突破!!!!
寮の大きな部屋に
何故だか皆が集まって
なにやら話しているのが聞こえます。
それに、耳を傾けます。
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「いやぁ~、ミューちゃん!
奥さんのこと、おめでとう♪」
パチパチとカミュに拍手する嶺二。
それにつられて
みんなも
よかったねー!
なんて拍手。
「フン……//」
それでもつれないカミュだけど。
「そういえば、
翔ちゃんは風邪を引いていたんですね…」
「あ、あぁ。
ま、ぁ、あいつに治してもらっ…た、っつうか……/////」
那月の一言に顔を赤くしながらこたえる翔。
「なになにー?
顔赤らめちゃって
おチビちゃん、アヤシイ~……♪」
と、全部知ってるクセに
こういう意地悪をして遊ぶレン。
「うるっせー!!!
そういうお前はどうなんだよ!?!?」
ズバッとレンを指さすと
皆がそっちを向く。
「確かに、色々とスゴかったような…///」
レンではないのに
顔を赤らめる音也。
「確かに、
一番、コスチュームを活かした
プレイをしていた気が…」
うつむき加減でそう言うトキヤ。
「あんな破廉恥な…………っ///」
拳をキュッと握る真斗。
「おいおい、勘弁してくれよ。
俺がまるで、
変態みたいじゃないか。
あぁ言うのが作者の望みだろ?
俺はそれにのっかっただけだよ♪」
皆にウィンクしてみせる。
「そう言えば、
レンの話には
真斗も出てきまシタ。」
じっと真斗を見つめるセシル
「あ、あれは
勝手に出演していただけだ。
本意ではない。」