第1章 今日くらい ももふぅ
ホテルについて、部屋にはいったら 電気も付けずにももちゃんがベットのふちに座っていた。
「お疲れももちゃん 先、帰ってたんやな」
「…」
「ももちゃん?」
返事がないから、心配してももちゃんの顔を覗き込んだら、いきなり腕を引っ張られてあっとゆう間にベットに押し倒されてキスされた。それも深い方。
苦しくなってももちゃんの肩を叩いくが、
お構いなしに何度も角度を変えて唇をあわせてくる。
やっと、離してくれたと思ったら顔を隠すように私の胸に顔を埋めた。一瞬だけ見えたピアスがいくつもついた耳は真っ赤に染め上がっていた。
「ももちゃん?」
今度はうんと優しい声でたずねてみた
「……しとんな…」
「えっ?」
「だから、ゆいぽんにあんな顔みせとんな!」