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落ちた一雫

第18章  アルマトラン





ファーラン「・・・え・・。」
テス「そんな事より・・・!!マリア様が!!」
シバ「マリアを取り戻さなくちゃ・・・!!」



イスナーン「セッタ・・・っ!!」



イスナーンの足元には、セッタの使っていた神杖が落ちていた。






ソロモン「・・・ダビデが戻る方向は1つしかない。」
アルバ「・・・大聖堂府ですね?」
ソロモン「マリア・・・!!」



ソロモンが一人で大聖堂府の方に勢いよく飛んでいく。


シバ「・・・皆!!マリアを連れ戻しに・・助けに行こう!!!!!」

























ダビデ「・・・全く、お前は似ているよ。マリア。」


ダビデは空を飛んでいた。マリアは、返事をしない。



ダビデ「“全てを知った上で”その流れを崩してしまうのだから・・。」





ドォンッ!!とダビデの防御魔法に攻撃が当たる。



ソロモン「ダビデ!!マリアを返せ・・!!何故基地を襲った!!?」
ダビデ「彼らは供物にするつもりだったんだが・・・マリアに邪魔されてしまった。数人しか供物に出来なかったさ。」
ソロモン「マリアに何をした・・・!!」
ダビデ「気絶してるだけだ。私はこの子を“殺さない”。」
シバ「!(殺さない・・・?)」







ダビデ「神の御心のままに!!!『抵抗軍』は不浄にも異種族と交わった!!これは大罪である!!!すべての魔導士も、異種族も!!今日、残らず神の元へと召されるべきなのだっっ!!!」



ソロモン「そんな神なら願い下げだね。」






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