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落ちた一雫

第25章  新芽







レイは、静かに空を見上げた。




レイ「・・・お母さん・・。」


白龍「・・・?レイ・・?」





レイ「・・・お母さん、お兄ちゃんに会えたかな・・?」

















ジュ「・・・お前、無意識に魔法使ってたのか。」


レイ「・・・え?」

















「レイ!やっと見つけたわ!!もう・・・部屋を飛び出したって聞いて慌てて城中駆け巡ったんだから!!」
「だから倉庫や厨房にいるわけないって言っただろうが・・・。(呆」
「でも3日も寝てたのよ?お腹空いてたんじゃないかと思って・・・。」



レイ「・・・おか・・あさん・・・?」

マリア「おはよう、レイ。今日はいい天気よ?ほら、ソロモンも何か言いなよ。」

ソロモン「・・・。」





じーーっとレイを見るソロモン。


それに負けず劣らず、じーーーっとソロモンを見るレイ。





レイ,ソロモン「「お母さん/マリアに似てる。」」







一瞬静かになったが、その後笑い声が廊下に響いた。






紅覇「二人とも息がぴったりだねぇ~wwww」
マリア「うふふ・・・やっぱり同じ血が流れてるのね。」
白龍「息ピッタリでしたよ。」



ソロモン「マリア、今日コイツと寝る。」


いつの間にかレイを抱き抱えたソロモン。レイも満更ではなさそうな顔をしている。


マリア「私は別に構わないけど・・・敵はいっぱいよ?」



紅玉「ソロモン様!!!レイとは私が一緒に寝るのですよ!!」
紅覇「何言ってるのさ!僕だよ~!」
白瑛「私も、レイとお話がしたいですね。」
白龍「異性が同じ寝台で寝るなんて・・・!」
ジュ「レイ!俺と一緒に昼寝しねぇか?」
紅明「ジュダル、レイは今起きたばかりなのですよ?」



「何やら騒がしいな。」

レイ「!白雄!!」


ぴょこんっと飛び降りると、レイは白雄に駆け寄る。



白雄「・・・!レイ、起きたのか。」
レイ「おはよう、白雄。」
白雄「おはよう、レイ。もう大丈夫か?」
レイ「うん。」

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