第7章 連続の厄日
白川側
引っ越しも終わり
周りのダンボールの中身も整理した
母「じゃあ、帰るわね。何かあったら遠慮しづに電話を頂戴ね」
『わかりました』
都美子さんが帰って行った
僕の部屋は5階の1番奥の部屋
隣の人に挨拶しに行こうかと思ったが
留守でした
時刻は2時を過ぎていた
僕は新しいベットに倒れ込み眠りに着いた
テニスで勝って得られたのは暴力
テニスで負けて得られたのは暴力と罵倒
そんな夢を見
僕は反射的に目を覚ます
時計の針は3時ジャスト
『......』
昨日のテニスで右腕が痛む
筋肉痛ではない
これは限界の前兆
これ以上はいけないと言うサイレン
僕はもう一度眠る事にした
レ「テニスは怖い?」
現在図書館に居る
『やるのは』
レ「見るのは?」
『それなりに楽しいです』
レ「ウフフ」
レインは笑った
レ「今日はここね」
出してきたのは小学1年と2年の本
そして開き
僕の体は本に吸い込まれていく
帰ってくると現実世界よりも疲れた気がする
レ「思い出した?」
『ええ、断片的にですが』
レ「うん」
レインは僕はに抱き着いた
簡単に言うと
僕は殺人鬼と呼ばれて毎日いじめに会っていた
先生も助けてくれないし
いじめる親も止めてはくれなかった
僕の心はどんどん壊れて行った
崩壊は止まらなかった
そんな内容だった
『殺人鬼、ですか』
レ「それはまた今度見せてあげる」
レインは悲しい顔をして言う
『僕が望んだ事です。レインが悔やむ必要はありません』
レ「疲れたでしょう?もう帰った方がいいよ」
『それでは、そうします』
現実世界へと帰る
起きると辺りは暗くなっていた
時刻は7時過ぎ
『晩御飯、食べなきゃ』
僕は台所に行って簡単な夕食を作り食べる
お風呂に入ってシャワーを浴び
何気なくコーヒーを淹れ
ベランダに行く
高い所から見ると
街のが綺麗に見える
夜は空を見上げる事が出来る
『今日は雲1つありませんね』
?「そうじゃな」
何処からか知っている声が聞こえた
僕は隣のベランダを覗くと
仁「こんばんわ」
笑顔で仁王君がこっちを向いていた
『お隣さんですか?』
仁「そうじゃけど」
今日も何気に厄日だな