第3章 *2度目のテスト*
「えっ…?なんでここに?…」
「いや、私も10番引いたの!よろしく☆」
正直ビックリしている。
まさか勝ち残ってるとは思わなくて、
でもここにいるってことは勝ち残ってるってことで、
そのことはとても嬉しくて、喜びたいことだけど、
今、私の目の前にいるってことは、
今から戦わなきゃいけないってことで…
そんなの嫌だ!
つばさとなんて戦いたくない!
話しかけてくれた
優しい
つばさと…
戦うなんて………い や だ !
「つばさと…戦うのは…嫌だな」
「私も戦いたくないけど…
ここで帆乃に勝たないと死んじゃうからさぁー」
つばさならそんなこと言わない
って考えてたけど
つばさは生き残りたい
って言ってる。
私だってそうだ。
ここで勝たないと
勝たないと、『死』が待ってる。
戦わなきゃ…
どうしよう…