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魔法世界

第3章 *2度目のテスト*


あぁぁぁぁあああああああ……
もう朝来ちゃったよ。
目覚ましセットしてないのに自動で7:00になり始めたし…
もうびっくりしながら部屋を出る。
そうするとドアを開けた瞬間!

「なんで我をおいていくのだっ!!」

ん?なんか部屋のほうから声がした。
うん、幻聴だよねー
よし。部屋を出よう。何も聞かなかったことにして。
と、決意し部屋を出てドアを閉めようとしたら。

「我の声が聞こえないのか?
あぁー凡人なのか。それならしょうがないな。」

ブチッ
私の何かが切れたぞ。
急いで部屋の中に戻る。
そうすると犬…いやウサギ?
てか微妙な耳の長さをしている変な動物がいた。
コイツがしゃべった?
いや、ナイナイww
ヤバいなー…昨日の疲れが残ってるのかー
うん!しょうがないよね!

「我の姿が見えているだろう?」
「…アンタが喋ってんの?」
「そうだ!お前は知らないふりをして部屋を出ようとしただろう!」
「う・うん…」
「なんて奴だ。こんな奴が我の主というのか…」
「え?主?アンタの主が私?それホント?」
「そうだ。じゃなければとっくにお前を食ってるところだ。」
「…怖いこと言わないでよー」
「?ホントのことだが」
「………………」
「何を黙っておるのだ。今日は2度目のテストなのだろう。
今回のテストは我がいないとお前は落ちこぼれの仲間入りを果たすことになるぞ」
「それだけはいやぁぁぁぁぁああああああああああああ」
「そ・そうか…」
「いやです!」
「うん、わかった。ならば我にまず名前をつけろ!」
「えー…名前?じゃあー……キノは?」
「センスがない。やっぱ主に聞くのはやめた。
元々の名前で呼べ。」
「使わないのかよっ!
まぁ、名前なに?」
「名前か?名前は
フラン・プラペリーノ・コロ-リントワット
だ!」
「…とりあえず
フランかプラペかコロかリント
どれか選べ」
「お前、何短くしてるんだ!」
「そんな長い名前言えるわけねーだろーが!!!」
「…………………………ならば名前が残ってる
フランで」
「わかった。」

テストの前に私は犬(?)を見つけ、捕まえることに成功しました。
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