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魔法世界

第2章 *テスト*


「まぁ…最初だし自己紹介をしてもらおっか!」

いきなりの提案をする先生。
そんな中生徒が1人こんなことを言った

「じゃあまず先生から自己紹介しろよー」
「え?まーそうですよねー。では…」

素直に応じる先生。

「はーい!さっきテストでテレビ画面に映ってた
クリス-ファロバーナ。
先生の仲間からは
クリス先生
と呼ばれてまーす。
担当教科は魔法のことでーす!
よろしくねー☆」

先生の自己紹介も終わり今度は生徒の自己紹介が始まった。

「自己紹介は頭良い人からしてもらいまーす。ではどうぞっ」

頭良い順かよ。
そしたら私2番目じゃん!

前の生徒が前に出て自己紹介を始めた。

「初めまして。
名前は倉野 舞花。
よろしく。」
「倉野さんよろしくねー」
「はい、先生」
「じゃあ次の人お願いしますー」

私の番が来た。

「初めまして。
三神帆乃です。
よろしくお願いします。」
「おぉーよろしくー」
「よろしくお願いします」

次からは…まぁいろんな人がいた。
なんとなくキャラが濃い。これだけは言える。

こんな感じで自己紹介が終わった。

「ん、もう自己紹介も終わったし…
今日やること全て終わったから今日は解散しましょー。」
「これから私たちはどーすればいいんですかぁ?」

と、クラスの人が言う。それに先生は

「あぁー…この学校には外に出て情報が流れないように
寮がありますから。まぁあなたたちは滅多に外に出ることはないでしょうねー。」

外に出る機会がない…
私たちは…閉じ込められたも当然になった。
母や父や…家族に会えない。

「では寮に移動してくださいねー」

今日の教室での授業的なのは終わった。

「あっそうそう…明日は今日までの入学者の中での順位を決めるためにまたテストがあるから。」
「えっ」
「皆さんがいるのはAクラスでしょ。
昨日までの入学者のAクラスの人たちと今度は一緒にテストするのー。
まぁ今回みたいな○×クイズなんかじゃないけどね」

またテストがある。
私たちは何回テストをすればいいんだろう。
今、ここにいる人のほとんどがそう思っていた。
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