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続・厄介な天帝さん

第1章 1話


あの日、桜の木下で死体が...じゃなくて宣言したあの日から一ヶ月私は都内のとある高校にやってきた。

校長「えー、新入生の皆さんこの度は....割愛」

''入学式なう。''とTwitterを触ってる隣の馬鹿な男子を横目に私はというと眠たい目を擦りながら必死で校長の話に耳を傾けていた。
そして、私を寝させないように親切なのか嫌味なのか、真面目な同中の緑頭の彼は後ろから肩を揺すってくる。
そんなこんなで一時間後

教頭「新入生が退場します。起立」

帝光くらいの大きさの体育館を出て渡り廊下で繋がった校舎の二階が私の新しい学び舎。

見渡せば知らない顔ばかり。
それもそのはず、帝光からは随分というほどでもないが毎朝電車通学をしないと行けない距離である。
私の進学先は秀徳高校。
バスケをやってなければ知らないだろうけど都内屈指のバスケ強豪校であり、高い進学率を誇る学校でもある。
私の進学理由は簡単に言えばバスケ部が強いからはあるがそれだけではない。とりあえず進学希望もある。
都内屈指のバスケの強豪校で進学率の高い学校、ネットで検索したら出てきたから、まぁ、がんばって勉強して入りました笑
本当は赤司の近くにいて何か革命でも起こそうか何て馬鹿な考えを持っていたわけだけど、親に相談したら当然京都に行く何て事が許されるはずもないし、そんなに頭も良くなかったから無理でした。
色々他にも候補があったが都内で強豪校で進学校と言えば、やはり秀徳。親の許可も得て私も晴れて今日から秀徳生というわけです。
初めてのセーラー服は何だかそわそわする。
今朝はリボンをネクタイっぽく結んで学校に行こうとしらお母さんに爆笑され、リボンを結んで貰った。
行きに比較的家の近い緑間家とともに学校に向かった。
彼の家は近いが少し違う筋にある、いつもの曲がり角に今日は彼の母もいた。

私「おはよう緑間くん、これからはよろしくね!!友達出来るまでは当分一緒に登校してもらえると助かる。」

緑間「・・おはよう。別に山吹がいいなら俺はかまわないのだよ。...それより、山吹は本当にバトミントンを辞めるのか?」

私「うん、そのつもり。」

緑間「そうか。ま、山吹なら何処でも上手くいくと思うのだよ。人事を尽くせ。」
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