第10章 番外編
菅「よく頑張ったな。もう大丈夫だからな」
そう言うと菅さんは優しく私を撫でてくれた。
私はこの優しさと暖かさに救われたんだ。
また笑えるようになったんだ。
真奈「ありがとう。本当に…ありがっ…とぅ…」
最後の言葉なんて聞こえてたかわからない。
でも、私がここまで来れたのはみんなのおかげなんだ。
感謝で胸が一杯だった。
でも、やっぱり最後まで言わなきゃ。
真奈「あのね。私ここへ来る前に事故にあったの。車との接触だった。痛くなかったの、だから不思議と安心した。あ、でもその時に買ったポスターの中身見たいなぁなんて思ってたら丁度出てくれて、菅さんと山口のポスターだったからニヤニヤしちゃったの」
菅/山「え⁉︎」
真奈「まあ、そんな事は良くって!ww私、死んでもいいと思ってた。でも、一度でいいからハイキューの世界に飛び込んでみたい!なんて思ってたら本当に行けた。 私のお話はここまで」
菅「辛かったんだな。でも、例え俺たちのいる世界がここと違っても第二の家だと思っていいんだからな。俺たちはいつでもまってるからな」ニカッ
菅さんはいつものキラキラした笑顔で笑ってくれた。
私はこの笑顔が好きなんだ。
潔「あのね、私はよくわからないんだけど皆真奈ちゃんの事は大好きだからね?もちろん私も」
谷「そろそろ…喋っていい?」