第10章 towaco×牛沢
towa「いや、どうもこうも…牛沢くんとしか思ってないんですけど…」
牛沢「……」
まあ、そうだよな…
何ちょっと傷付いてんだよ俺、分かってたことじゃん。
牛沢「帰る、今日は唐突にごめん」
towa「えっ!帰るん!?」
俺はさっさと荷物持ってtowacoの家を出ようとした。でないと、目からポロッと水滴が流れてきそうだったから。
でも、内心すげぇ動揺してたせいで何も無いとこでつまづいて、自分でもびっくりするくらい派手にコケた。
そしたら、もうストッパーが外れて床にポツポツ水滴が流れた。
牛沢「…っ…っ」
惨めだ…これは惨めすぎる…。
仮にも好きかもしれないやつの前で。