第7章 ヒラ×キヨ
それから数日、キヨとは一切連絡を取ってなかった。連絡できるわけないもん。もうこれで俺とキヨは本当に終わったんだ。あんな最悪な形で…
〜♪
ヒラ「!」
着信が鳴った、そんなこと当たり前なんだけど、相手を見てすごく驚いた。
ヒラ「キヨ…!」
でも出てなんて言ったらいいんだろう…とりあえず謝らなきゃいけないし、忘れてほしいとも言わないと…色々考えた末に答えは出なかったけど取り敢えず応答する。
ヒラ「……も、もしもし」
キヨ『あー、ヒラ…?』
ヒラ「う、うん…」
キヨ『この間の事なんだけどさ…』
きっと、ごめんとか無理とかそういう言葉が返ってくる。
キヨ『色々考えたんだけど…』
ヒラ「……」
キヨ『まだ頭の整理がついてねぇんだよ』
ヒラ「え…」
キヨ『ヒラに告られて、セックスさせられて、なんだかんだで気持ちよかったし…別に悪い気もしなかったつーかなんつーか…』
俺は今、夢でもみてるんだろうか…
だってキヨがこんなこと言うはずないし…
キヨ『とにかく、気まずいのも嫌だからまた家来い!実況撮るから!』
ヒラ「わ、分かった」
キヨ『予定決まったらLINEする、じゃあな』
え…なにこれどういうこと……
まさかの展開でどうしていいか分かりません。
とりあえずは、ハッピーエンド……???