第15章 キヨ×レトルト フジ×牛沢
牛沢side
数日後…
牛沢「お誕生日おめでとう、フジ」
フジ「えぇー!うそー!ありがとううっしー!」
よかった喜んでくれて。
準備した甲斐があったってもんよ。
でも相変わらず大袈裟なんだよなぁ。
そういうところが良いんだけど…
フジ「何から食べようかなぁ」
牛沢「誰も取らねぇからゆっくり食べな」
フジ「うん!」
きゅんっ…
不覚にもこいつの笑顔にはいつもやられる。
牛沢「あと…」
フジ「まだなんかあるの!?これで充分なのに?!」
牛沢「うるさい、黙って聞いて」
もっと喜ばせてやりたい。
いつもそう思ってるのは本当だから。
牛沢「今日は……えっと……なんでも言うこと聞いてあげる」