第1章 合宿スタート!
私は、制服に着替える。
水着とジャージを持つ。
一応、カーディガンも。
「待った?」
順「そんな、待ってない」
ここだよ~。ここが、デレデレしてて、大好き。
「行こう。俊にいが、さっき電話してきて、待ってるって」
順「マジか~。朝から、伊月のウザイだじゃれ聞かなくちゃいけないのか」
疲れたような顔をするお兄ちゃん。
「大丈夫?」
順「ああ」
?「日向に真琴ちゃん、おはよう。今日も、仲良しなんだね」
この人が、お兄ちゃんの幼馴染でダジャレ好きの伊月俊さん。私が付けたあだ名は、俊にい。お兄ちゃん曰く残念なイケメン。
「おはよう。俊にい」
俊「おはよう。今日から、合宿だね」
「そうだね。たのしみ~。久しぶりに、皆に会うんだ」
俊「真琴ちゃん、帝光出身だっけ?」
「うん」
楽しい。
親の再婚で、誠凛高校に転校してきたんだ。
それも、6月に。
もっと、早くてもいいじゃないって思うけど・・・。
まあ、親の関係?
私には、難しいことだもん。