第2章 海だ!ゲームだ!!
次に桐皇。
「大くん!さっちゃんがいないからって、こんなことしちゃ、だめでしょ!!」
大くんは、なんと、昼寝をしていたのだ。
ほんと、あきれる。
「じゃあ。これ、いらないよね」
私が手に持ってるのは、堀北マイちゃんの写真集。
練習に出たらあげるけど・・・。
大「うお!それ、俺の写真集じゃねぇか!返せ!!」
「じゃあ、練習に出てくれる?」
大「かえしてくれんのか?」
「うん」
大「なら、いいぜ」
よかった。
さっちゃんと約束してるからさ・・・。
「私、用、あるから、一緒に行こう」
大「ああ」
ぶっきらぼうだけど、優しい。
たまに、頭を撫でてくれたときは、ほんと、優しかった。
原澤監督に挨拶しなきゃ。
「原澤監督、これ、午後のビーチバレーの対戦表、チームわけです」
原「ありがとうございます。これも預かりますよ」
紳士的な原澤監督。
私のことを察し、ドリンク、タオルを預かってくれる。
「ありがとうございます。では」
海常と秀徳は一緒に練習してるんだっけ?
ゲームやってるかな?
置いておこう。