第2章 ♪楽しい日常生活♪
朝ごはんを食べ終えた私とお兄ちゃんは
学校に行く支度をする。
「やっほぉ~百合!早く行こうぜ!」
「あ、和真君!待って、今すぐ行くから!」
百合が支度を終えた頃、
玄関先から九条和真の声が聞こえてくる。
「おい、九条......また勝手に入ってくんなよ......。」
憲吾が呆れ顔でお出迎え。←
「げッ、憲吾さん!まだいたんすか......
てっきり朝練に行ったのかと......(汗)」
「今日はゆっくり行こうと思ってな...なんだ?
俺が居ちゃいけねぇ訳でも...あんのか?(怒)」←
「いえいえ!ないっすよそんなの!!はははは...(苦笑)」
「お待たせ和真君!......あれ、どうしたの?」
百合がキョトンとした顔で2人を交互に見る。
「何でもねぇよ......なぁ?九条......君?(黒笑)」←
ゾワァ...
(く、君付け......しかも黒い笑顔......)
「そうそう!何もないよ!......
学校に遅れるし、早く行こうぜッ!(汗)」
「......?そうだね!」
「じゃあお兄ちゃん、行ってきま~す!」
「あぁ、気をつけろよ。」
「は~い!」
因みにお兄ちゃんとは学校が全く正反対です!
なので途中まで方角が一緒の和真君と
毎日こうして通ってます!
「じゃあ行こうぜ、百合!」
「うん!」
百合と和真は歩き出す。
しばらく歩いていると......
「お!百合ちゃん!......と、
ついでに和真(笑)、おはよぉ~」←
「ついでってなんっすか!ついでって!」
「あ、徹平兄ちゃん!おはよう!」
「おはよ!今日も百合ちゃん可愛いね~♪」
「いやぁ~えへへ...(照れ)」
少し顔を赤らめる百合。
「ちょッ!百合をナンパしないでくださいよ!」
「してねぇし!......ぁ、やべ!そろそろ行かねぇと!」
「......?どっか行くの?徹平兄ちゃん。」
「あー、実はさ!」