第4章 二口堅治 プール掃除
「オイ」
「あっ、二口!!どしたの?」
「あー…その、お前さぁ…」
二口がチョイチョイと手招きすれば彼女もそれに従い更にこちらに近づいた
「耳、貸せ」
「耳?なんで?」
「いいから」
口に手を添えれば、目の前の彼女は不思議そうにしながらも耳を近付けてきた
「お前ブラ透けてる」
「はっ!?」
そう言ってバッと下に目線を下げる
「……」
(あーそういえばこの後どうするか考えてねーや)
「うぅ、どうしよ二口…」
紅く染まった頬に上目遣いで見つめられればこちらが照れる
しかもブラは透けているためどこに目線を向ければいいのか迷う
「…とりあえずプールから出ろ」
「ウン。そだね…」
わたわたとプールから出ようとするが、ブラを気にしてか動きがぎこちない
それに加えプールの底は水でツルツルと滑る
(あいつ大丈夫か…?)
「えっあっ、ヒャア!!」
「ばっか、あっぶなー…」
案の定足を滑らせ転びそうになった彼女をギリギリのところで二口が支えた