第3章 赤葦京治 しゃっくり
「ぁっく…ん~なんかない?赤葦」
多分その時の私は少し目が潤んでいて上目遣いだったのだろう
「…なんかしゃっくり抑えようとしてる声とか、その表情ソソる」
赤葦京治の口からとんでもない爆弾発言が放たれた
「赤葦…お前よくさらっとそういうこと言えるね。ホント尊敬するわ」
ポカーンとした木兎さんの後ろからそう言ったのは、一部始終を見守っていた木葉先輩
(ホント…吃驚したけども…)
実際すごく吃驚したし、今かなりドキドキしている
(コイツは…人の気も知らずに)
実は赤葦は密かに好きな相手だったりする
「でも、止まったじゃないッスか。しゃっくり」
(いや、まぁ確かにね)
先程の爆弾発言からしゃっくりは出ていない