第2章 夜久衛輔 可愛くねぇよ
見ないようにしても見てしまう
それだけ健全な男子高校生には破壊力は絶大だった
「…なぁ、お前なんでもするって言ったよな?」
「うん!!私に出来ることならなんでもするよ」
(誘ってんのかよコイツ…)
俺は腕を引っ張り自分のほうに抱き寄せ、カーテンを閉める
「夜久?」
上目遣いでコッチを見てくる
今すぐにでもキスをしたい衝動に駆られながらも、目の前のソイツの肩口に顔をうずめる
「どうしたの夜久?可愛い」
(まだ可愛いとか言う)
危機感のない無防備なソイツの顔をガッシリと掴み
キスをする
少し長めのキス
「~んっ、夜久!?」
ぷはっと言ったソイツの唇に
また唇を重ねる
「ぅ…あ…やく」
舌っ足らずな声でそう呼ばれると理性がプツッと切れそうになる
(抑えろ!抑えろ俺!!)
「なんでもしてくれるんでしょ?」
「えっ、あ、うん…夜久はなにしてほしいの?」
「俺と付き合ってよ」
沈黙
でもみるみるうちに顔が紅くなっていくソイツ
「……うん」
とても小さな声だったけど確かに言った
そして
「夜久…好きだよ」
理性がプツッと切れた