第4章 第二章 一部
「あっ、ああ──」
暫くすると、高松さんが女を連れてきた。
今回の女は、胸の大きい幼顔の女。これから起きるであろう出来事を知らずにおいそれとついてきたこの女は、なんて浅はかで愚かなのだろうか。
それに加え、高松さんが女と戯れている姿を指をくわえてみている俺達も、かなりの好き者。
「くわえろ」
目の前に出された高松さんの肉棒を淡々と舐めまわす女の姿に、俺はゴクリと喉を鳴らした。
お腹を空かせた猫が必死でミルクを飲むようにピチャピチャと音を立てる女。その姿は、俺の欲望をおおいに駆り立てる。
目の前の光景は、まさに地獄絵図。
テレビの映像で見るよりも遥かに、男を興奮させる作用があると言えるだろう。
「や……や……」
女は嘘つきだ。
嫌だ嫌だと鳴くわりには逃げる素振りなど一切見せず、高松さんに合わせて腰を振る馬鹿さ加減。思わず笑いそうになる。