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君に十進法

第14章 若輩もの



まさかあの椎にハメられる日がくるとは夢にも見なかった。もう、怒りや照れよりも疲労感が勝ってしまった。

『…寝る。』

「えっ…?!あっ…ごめん!お、怒らないで…ね?」

椎の焦る声を尻目に扉を閉め、ベッドに体を沈める。慌てふためく彼とは逆に、私の心は穏やかだった。


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