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外科医の人生謳歌

第4章 転生しました


話は変わるが、私には最近気の置けない友人が出来た
名前は幸村精市
一目見たときは女かと思った
しかし彼は男物の制服を纏っていたし、骨格はまだしっかりとはできてはいないが男性の骨格だった

(随分と中性的な顔立ちをしている···)

話し掛けられた時は顔には出さずとも多少驚いた
面倒くさい、と思いつつも受け答えすると
何度も何度も話し掛けてきた
とても楽しそうに話し掛けてくる

(こんな性格が冷えきった奴と話して、何が楽しいんだか)

彼と話して思ったことは、変な奴。

しかし、これから彼と長年の付き合いになることを、私はまだ知らなかった



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