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悪ノ先輩〜身代わりの彼女

第1章 短い恋の夢お話


ある日、彼女を連れて
町を歩いていた時に
町にあるビジョンから流れ出したのは黄色い声援をうける俺の真の姿だった

街で見かけた
俺と同期の奴らの連れていた
Jr.が転んだ
愛莉は優しげな声と笑顔で気遣っていた

脳裏に浮かんだのはこの愛莉の笑顔は俺にしか見せてほしくないと言うことやぁ
愛莉は忠義を連れて、その場を後にして…人気のない場所へ行き
彼女は呟いた
〔章大を消して〕と告げた
彼女は気づいていたのだ、忠義がジャニーズであることを
消してほしいと願うなら
俺はそれに応えよう

どうして?
涙が止まらない
同期で仲良しなのに…

彼女は悪女 俺はタレント
運命分かつ 狂おしき関係
「今日のおやつはショートケーキだよ」と言って持って行くと

彼女は笑う 無邪気に笑う
もうすぐこの関係は終わりを迎えるだろう
怒れる事務所の奴らたちの手で
これが報いだというのならば

忠義に事務所からの忠告があったらしい…

私はあえて
それに逆らいましょう

「ほら忠義、服を貸してあげる」
「これを着てすぐ逃げて、私の親友が救ってくれるから」

「大丈夫、私はただの後輩よ」

「きっとだれにもわからないさ」

私は忠義 彼は私

運命分かつ 悲しき恋人

貴方が悪だというのならば
私だって同じ悪の
血が流れてる

悪逆非道の王国の

とても格好いい私の彼氏

たとえ世界の全てが
彼の敵になろうとも
私が彼を守ってるから
君はどこかで笑っていて

(ついにその時はやってきてしまったんやぁ、彼女の言った通り、場所へ向かうと横山の姿があった
終わりを告げる銃声が鳴る
ファンなどには目もくれず君は俺の口癖をいう)
彼女は後輩であり、恋人
俺は先輩
運命分かつ 哀れな関係

彼を守る
その為ならば

私は悪にだってなってやるもしも生まれ変われるならば…その時はまた恋人に
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