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私の初恋はあなたでした。

第1章 幼馴染み。




「あれは…ユースタス・キャプテン・キッド…」


あいつも暴れてるの?

てことは、もしかして、

ルーキー?


「ローもいるのかな…」


なんて、すこしだけ期待した。


会ったって関係ないだろう。

きっとローは私のことなんか忘れてる。


「お姉ちゃん?」


「あ、ごめんね?
ここで、待っててくれる?」


壊れた壁がくずれる影に

男の子を隠した。


「ちゃんと帰ってきてね?」


泣きそうな顔で呟いた。


「うん、大丈夫!
お姉ちゃんは強いのよ?」


安心させるように笑った。


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