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普通人と馬鹿と二重人格
第1章 普通人と優しい人
おおおおお!!!
なんていい人だ!
こんな高校生デビュー失敗した俺に手を差し伸べしてくれた!
本当にありがとうございます!!!
なんて言ったら引かれるな。
素っ気なく、素っ気なく。
「ああ、いいよ」
よし!クールに決まった!
「あ、ありがとう佐藤くん」
相崎は近くのイスに座った。
(てか、こいつイケメンじゃね?!なんでこんなイケメンが影薄いんだ?なんで?)
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