第3章 普通人と二重人格
バタッ
(ん?あれ、俺生きてる...ってなんで相崎が倒れてるの?!)
「相崎!しっかりしろ!」
でも、なんでだろう
今倒れてる相崎は俺の知っている相崎だと思えた。
あの殺気はなんだったのだろうか...
「ん、あ、あれ佐藤くん?俺は...」
相崎は手に握ってあるナイフを見て青ざめた
「っ...お、俺また、何かしたのか...怪我して、る?」
「いや、してないけど」
「良かった...いや全然良くないって...」
「相崎...」
「まぁ、知られちゃったから言わないとね。
実は俺、二重人格なんだ」