第4章 二宮和也の場合。
「何々…僕の家族、」
僕の家族 二宮和也
最近、僕には新しい家族が出来ました。
母ちゃんとねーちゃんです。
新しい母ちゃんは父ちゃんが言ってたけど、
べっぴんっていう人らしいです。
よくわからなかったので、
僕はいいね、と言ってあげました。
飯も上手いし、優しいです。
でもこの前僕が野球道具を
玄関に置いていたら
捨てるよ、と言われました。
怖かったです。
ねーちゃんは優しいです。
勉強も教えてくれるし、
一緒にゲームもしてくれます。
でもすぐ寝ます。
叩いても起きません。
なのでそういう時は一緒に寝ます。
ねーちゃんが隣にいると野球で負けても
テストの点数が悪くて先生から怒られても
あんまり気になりません。
て言ったら先生から怒られました。
僕は新しい家族が大好きです。