• テキストサイズ

嵐さんの告白

第1章 大野智の場合。







大野くんとは中学の時の同級生。

連絡なんてずっと取っていなかったけれど、どスッピンでガシガシいていたら、偶然再会した。



「…、さん?」



キャップを被る男性がチラッと顔を覗かせると、久しぶりに見たその顔に驚く。




「……お、大野くん?」

「おっほぉー、ひっさしぶりだなあ!」



久しぶりに会う彼は昔と違ってフンワリ笑う男性だった。

私が気持ちを寄せていた男の子とは違う、初めまして、が正しいような。私の知らない彼。





/ 103ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp