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嵐さんの告白

第3章 相葉雅紀の場合。







 今日は綾人の命日で、私は欠かさずお墓参りをする。会社を休んででも。



 いつもと違うのは毎年一緒に来てくれていた相葉くんが隣にいないこと。誘ってはみたけれど「仕事が忙しくて」と断られた。こんなこと初めてだ。






 実はあの日を最後に相葉くんの様子がおかしい。





『わざと、自分のことは聞かれないように、綾人のことばっかりネタにしてる。そうすればちゃんが笑うから。』




 あの時わからなかった相葉くんの言葉の意味と、何か関係しているのだろうか。










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