第40章 ハッピーハロウィン/仁王雅治
*オマケ*
「お前さあ、ヤるならやるって貼り紙しとけよ。入るタイミングがわかんねーよぃ」
「すまんのう。つい、なっ?」
ん……?
誰かの話し声がする?
私……寝てたの?
ゆっくりと瞳を開けると
「ま、丸井くん!?」
「なんじゃ、起きたんか?」
えっ?
な、なに?
私、制服ちゃんと着てるんだけど
でも、雅治の腕の中にいるし
「夢?」
「夢でも見たんか?」
ニヤニヤと笑う雅治
「Trick or treat じゃよ」
頬にキスされ、抱きしめられる
「仁王~
俺が居なくなってからイチャイチャしてくれよ」
「なんじゃ、ブンゃん。まだいたんか?
空気読みんしゃい」
「へいへい」
「???」
Fin