第35章 イチャイチャ禁止/仁王雅治
抱き抱えてベッドにゆっくりとおろし、すかさずの上に重なり
前髪をかきあげてオデコにキスを落とす
「ン……」
の反応を確認しながら肌に唇を滑らせていくんじゃよ
特に首筋は弱くてな
強く吸っても弱く吸っても
「あ……ん! ……ダメ……」
甘い声をだしよる
その声を聴きたくてもっと強く
深く愛したくなるんじゃよ
胸から腰、太ももに手を滑らせて
焦らすようにシットリとした蜜ツボにふれると
「ぁん……」
そのまんま蜜ツボに指を入れてやっても良かったんじゃが
……昼間のコトが頭を掠めてしまうと
そう簡単にイカせてやりたくなくなるのう
が悪いわけじゃないのは知っとるが
やきもちをやいたのも事実じゃし
オレをもっと求めてもらいたいなり
「のう……」
入り口付近で指遊びをしながら、親指で唇をなぞってやると
「んはぁ……マサく…ん」
物欲しそうな声じゃが
まだまだじゃよ
「どうした?」
「ン……おねがい……」
頬を染め、熱を帯びた瞳でみつめられると
いとおしさが募り自然に瞳を細めてしまうじゃろ
「もっと……愛して?」
からのおねだりに心が浮きたってくるぜよ
「今夜は寝かさんよ。覚悟しときんしゃい」
「……うん」
*プピーナじゃ*