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テニプリ【誘惑されて……】 R18禁

第35章 イチャイチャ禁止/仁王雅治


「別に、怒っとらん」

「そうですね。仁王くんは、怒ってはいませんね、ただ……」

ん?

なんじゃ?
なにが言いたいんじゃ?


「妬きもちをやいていた……だけですね」

「妬きもちなんか妬くわけないじゃろ。真面目にマネージャー業をしとるんだから」




そう、はただ仕事をしていただけじゃ。
他に意味はない


「さんは、昔から真面目でしたからね」

「やぎゅー……」


ちと、今のはイラつくぜよ


わざとじゃろ?

いくら幼なじみとはいえ、オレと付き合うようになってからは
名前呼びは避けておったくせに




「これは失礼しました」


謝罪の言葉に心がこもってないぜよ



「でも……」

「ん?」


「仁王くんを妬きもちをさせるなんてさんもなかなか……ですね」

「だから、妬きもちなんか妬いとらんて……」

「では、かまってもらえないなくて拗ねていると?」

「拗ねとらん」

「可愛いですね、仁王くんは」

はあ?

何を言っとるんだか



よしよしと言わんばかりにオレの頭を撫でる柳生






「……やめんしゃい。本気で怒るぜよ」




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