第33章 夏はご用心/忍足侑士
*忍足侑士side*
ほんまにちゃんは可愛いで。
さっきから、ちっちゃなお口が休むことなく
動いてるし
まるでさくらんぼみたいやな
美味しそうなさくらんぼをオレの舌でつついたら……
「ええ気持ちやろな……」
あんなちっちゃなお口でオレの舌をちゅうちゅうと吸われたら……
『のお口がいっぱいになっちゃうよー』
お口の端から飲みこめないよだれが、垂れたりとかするんやろな
アカン
キュン死しそうやで。
「あ~……ガマンできひん」
「おにいちゃん……おねつなの?」
もみじのような手でオレのおでこをぴたっとくっつけて顔を覗き込んでくるなんて……
誰に教わったテクニックなんや?
おでこもええけど、このムクムクと起き上がってきよるナニさんに触れて貰いたいわ。
さっきから疼くねん
ウズウズしよるねん
まあ、もみじのようなおててでナニさんを
触ってもらうのも有りやけどな
やっぱり、攻めたいやんか
オレ男やしな
男は攻めてなんぼやで
ん?
どこを攻めるんかって?
そんなん決まっとるやんかあ
もちろん
「あんよちゃんやで」