第29章 秘めゴト/真田弦一郎 4/19更新
部屋に入った瞬間
ドカッ!!
思いっきりオレのけつを蹴飛ばす
「っ!!」
小さい悲鳴を上げ、畳に手をついてしまう
「弦一郎……今日も随分と威張り散らしてくれたわね」
腕組みをしながら、よつんばになっているオレを見下ろすの姿
「……」
「誰が呼び捨てにしていいって言ったの?」
高圧的な視線でオレを見つめながらイスに腰を下ろし、ゆっくりとした動作で足を組む
つま先でオレのアゴを持ち上げる
「名前の呼び方……教えた筈よね?」
「ご主人さま……」
「そうよ。私は、アンタのご主人さま。何度教えれば分かるのかしらね?」
オレの頬をつま先で何度もグリグリと押してくる
「嗚呼……ハア……」
からの行為を受け入れるオレ
なんて冷たくて美しいんだ
素晴らしいぞ
「だれが気が利かないって?」
「そ、それは…むぐっ!?」
口を開いた瞬間に足を奥深くまで突っ込まれてしまったぞ
「んぐっ……」
「勝手に喋るんじゃないよ……奴隷の分際で!!」
「ふぐっ……」
「さあ……弦一郎……
お仕置きの時間よ」
妖しく微笑む
そんなを見ていると股間が、うずうずと疼き始めてしまう
もっとオレをなぶってくれ