第27章 成仏しようか/幸村精市 4/16更新
ぐったりとしているの髪を弄んでいると
「う~ん……?」
けだるい表情の。
「やあ。お目覚めかい?」
「うっ……。何故だか、身体中が痛いんだけ……!? なっ、何!?」
生まれたままの姿の。
それでも、俺の良心で下半身にはタオルを掛けてあげてるだろ?
感謝してもらいたいな。
「げっ!? 何で精市、裸なの!?」
「覚えてないのかい?」
へぇ。記憶、無いんだ。
「ふふ。」
「ふふっじゃないわよ!説明してよっ!」
元気良く、きゃんきゃん吠える。
うん。
やっぱり、こうじゃなきゃね。
素直で、従順な彼女は要らない。
「可愛いかったよ……」
耳もとで囁くと……
一気に顔を赤らめる。
その反応を見るのが、一番好きなんだよね。
*オマケを見ないと五感を奪っちゃおうかな?*