第27章 成仏しようか/幸村精市 4/16更新
「はぅ~。これが……殿方の……」
頬を染め、まじまじと見つめられると……
くすっ
何だか、照れくさいかな。
「どうしたら……気持ち良くなりますですか?」
熱を帯びた瞳で、上目遣いって……
そそられちゃうなぁ。
「じゃあ、舐めてくれるかい?」
「舐める……?」
だったら、絶対にしてくれないからね。
「ほら……」
の頭を、俺自身に近づける。
ゆっくりと口の中に入れていくと……
「ん?」
ピリッとした電気が、走る。
それが、何ともいえない快感にかわっていく。
「んぐっ……ふんっ……んん……」
鼻から、漏れる息が俺を興奮させていく。
の胸を揉む手に、力がこもる。
「感じてるのかい?」
「ん……。ん……」
コクコクと頭を動かす。
「もっと……感じさせてあげるよ」
体制をかえ、を横たえる。