第26章 エロ紳士/柳生比呂士 4/15更新
身体をもじもじと動かし、上目遣いで
「柳生くん……いじわるしないで?」
そうお願いされたら
……私だって鬼畜じゃありませんから
「ではさん。約束をして下さい」
「なに……?」
「スカート丈をもう少し、長くしてもらえますか?」
「うん。……約束するよ」
「ありがとうございます」
良かった
これでアナタの純白な下着は、守られました
それでは、私も紳士としてアナタの望みを叶えてさしあげましょう
「さん……」
彼女の抱えている本を本棚に置き、抱きしめるときゅっと私の背中にしがみついてくるんですね
そんな事をされたら我を忘れてめちゃくちゃにシてしまいたくなってしまいますよ
アナタは、本当に私の紳士の仮面を外すのが得意なんですね
それもきっと無意識でしょうけど
そんなさんだから、私は惹かれてしまうんですが
「さん……」
熱を帯びた瞳をずっと見ていたいんですが……
私は、さんの唇が欲しくて堪らないのです
両方を得る事は出来ないのでまずは
その愛らしい唇を頂きます
ゆっくりと顔を近づければ
次第に閉じられていくさんの瞳
その代わりに唇が情熱的に重なっていきます
キスをしながらさんの蜜ツボに私自身をあてがいゆっくりと侵入していくと
「ンー……!!」
背中を仰け反らせるさんを支え、片足を抱えてひたすら腰を振ってしまいます
やっぱりさんの中は最高です
「ン……ハァ……柳生……くん……」
「さん……イっても良いですよ」
「う……ふっ……はっ……はい……」
私の首に回された腕に力が入ったのを感じながら
さんの望みを叶えるべく
また、私自身の欲望を叶えるべく……
Fin