第26章 エロ紳士/柳生比呂士 4/15更新
「っ……ん!」
身長の低いアナタが、一生懸命に背伸びをして手を伸ばしている姿は、なんて愛くるしいんでしょうか
小脇に本を数冊、抱えて
一番高い所に本を片付けたいんですね
あまりにも愛くるしいので
申し訳ないとは思うんですが、しばらくの間、アナタのその姿を堪能したいと
思ってしまう私は、紳士失格
いえ、その前に彼氏失格でしょうか?
ああ!!
その前に他の男共にそんな姿を見られてしまったら
スカート丈を短くしているせいで
アナタの純白な下着が、チラチラと見えるじゃありませんか!!
ダメです!!
私意外の男は、アナタの純白な下着を見てはいけないんですから
まったく
無防備にもほどがありますよ
「私が、やりましょう」
「あ……柳生くん」
私と分かるとすぐに表情を緩め、微笑むアナタは、天使みたいですね
しかしながら……
無防備なアナタにお仕置きをしなければ
なりません。
「ありがとう。柳生くん」
「いえ、いえ。それよりもさんにお願いしたい事が……」
「なあに?」
「私のお手伝いをして貰えませんか?」
「うん。いいよ」
にっこりと微笑んで、快く返事をするさん。
すみません、さん
私とした事が
言い間違いをしてしまったようです。
お手伝いという名のお仕置きなんですけどね