第17章 ロリコン真田/真田弦一郎 4/1更新
『げんちゃーん』
恍惚とした表情を浮かべ、ひたすら妄想の世界へと導かれていく真田
ぷにぷにとした弾力のあるほっぺた
(指でツンツンしたい)
汚れを知らないつぶらな瞳
(1日中、みつめられていたい)
さくらんぼ色した可愛いくちびる
(俺のくちびるでそっと触れてみたい)
小鳥がさえずるような可憐な声
(弦ちゃん、大好きって言われたい)
モミジのような小さな手の平
(俺の股間を……ハァハァ…)
「んで!?」
めくるめく妄想の中、幸せな時に身を任せていた真田であったが突然、頭に激痛が襲う
床に転がるテニスボール……
「変な妄想しないでほしいな」
冷たく言い放つ幸村
その指には、テニスボールがめり込んでいる
「精市!!……いくら精市でも、俺ととの蜜の時間を邪魔する事は、許され…!?ぐはっ」
パワーSランクの幸村のサーブが、真田の顔面に直撃する
「まったくさ。俺の大事な妹に妄想とはいえ、へんなモノをさわらせるのはやめてもらいたいよ……はっ!」
更にもう一球
力を込め、打ち込む
その打球は、真田の股間に見事にヒット!!
「んごっ!?」
股間を抑え、息絶える真田……
真田弦一郎、終了の時である
*たるんどるオマケ付きだ*