第4章 八百万の神
『バスケの神様って、いると思うんだよね』
桃井さつきのその一言
「今更そういう人って少ないと思うな」
精一杯の皮肉を込めた
皮肉っぽくない言い方で
言い放ってあげた
桃「そうかな?
まえ大ちゃんと盛り上がったんだよ!」
つくづくお前等は子供だな
「どっからそうなったの...」
桃「んーっと...授業に八百万の神の話が出てきてね。」
なんにでも生命は宿っている。
なんにでも神様はいる。
そういえば、昔の人はみんなそれを信じてた。
「じゃあ、このお箸にも、この卵焼きにも
神様はいると思う?」
桃「さあ、でも
いればいいと思うよ!」
なんて適当な。
でもそんなものか
いるのか分からない神様を信仰して
本当か分からない聖書を信じて
それは全部その人が
「いたらいい」
とか
「いてほしい」
とかっていう願望からきてるんだろうしな。
むしろ、
人間は
自分が神様のように、この地球を歩いている。