第1章 番外編 1
隼人はそう言って俺にキスをした。
「ん、ふ…………んぅ!?」
うしろに、隼人の指があてがわれ、少し広げながら中に入ってきた。
中をかきまわされる。
「んっ!ふぁ……んぁ!」
「んー、ちょっとやりにくい。貴夜、こっちに尻向けて壁に手ついて」
「ふぁっ……」
隼人の言われるがまま、背中を向けて壁に手をつく。
すると、抜かれていた指がまた入ってきて、中をおかしていった。
肩越しにキスをされる。
「ん!んふ、ぁう…」
どんどん指が追加されていく。
やば、きもちい…。
足ががくがくと震え、力が抜けて足から崩れそうになるのを腰に腕をまわして支えられる。
イきそうになったところでまた指を抜かれた。
「も、う………イか、せて…」
「!!……あぁ、直ぐイかせてやる」
隼人は俺の唇をぺろっとなめて、頬にキスをした。
後ろで、ごそごそという音が聞こえる。
いれるの、かな。
いつもなら抵抗していたと思う。
でも今は、焦らされて焦らされて、我慢出来ない。
もうイきたい。
「いれるぞ」
「……っあ…!」
待ちわびていた快感にからだが震える。
すごく、きもちい。