第2章 目覚め
眩しい光で、目が覚める。
「んっー、」
ここ、どこ?頭がぼーっとする。
あ、昨日私酔っちゃったんだ。
智くんが翔ちゃんの部屋まで運んでくれたんだ。
すっごい申し訳ないな。
と、冴えない頭で考える。
時間は朝の7時。
翔ちゃんは!?っと周りを見渡すとメモが近くにあり、翔ちゃんの字で
『姫菜へ
おはよう!昨日は飲みすぎちゃってごめんな!今日は昨日授業の準備出来なかったから早めに大学に行って来ます!また休み合わせてどっか行こう!』
と、書いてあった。
彼の優しさが感じれる。
少し安心して、また目を閉じてみる。
今日は、遅番だからまだゆっくり出来る。
とりあえずお酒臭いので、お風呂借りよう。
そう、思いお風呂場へと向かう。